【正直レビュー】象印のスチーム式加湿器はホントに良いのか?気になる電気代も紹介

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象印のスチーム式加湿器

こんにちは、ブラック社員TikTokerのきんじょです。

象印の加湿器がオススメと聞くけど、実際のところはどうなんだろう…?

という方に向けて、1年ほど使い続けた僕の正直なレビューを紹介していきたいと思います。

目次

僕が購入した加湿器のモデルとその理由

僕が購入したのは、2021年発売のEE-DC50というモデルです。
今はEE-DD50という新しいモデルが発売されているようです。色はホワイトとグレーの2色があります。

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TikTokのフォロワーさんたちが激推ししていた

購入に至った経緯ですが、主な理由はTikTokのフォロワーさんたちにおすすめしていただいたことでした。

他にも調べてみたところ、家電紹介をしているYouTuberさんたちも象印の加湿器をオススメしていたので、「これは間違いない…!」と思い購入したという経緯です。

加湿器も大は小を兼ねる(実際に使用してみて)

象印の加湿器には、先ほど紹介したEE-DDモデルとは別にEE-RSモデルがあります。色はホワイト1色のみとなっています。

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結論から言うと、EE-DDモデルのほうがおすすめです。
主な違いは、容量の違いによる連続加湿時間の違いのようです。下記に表形式でまとめてみました。

モデル容量連続加湿時間
EE-DD504.0 L弱:32h / 強:8h
EE-RS503.0 L弱:24h / 強:6h

EE-DDのほうが長時間加湿できるモデルということですね。
その分お値段も少し高くなっていますが、加湿器に給水する作業は想像以上に面倒くさいです。
そんなにすぐ買い換えるような家電でもないと思うので、EE-DDモデルの購入をおすすめします。

さらに、EE-DDモデルの中にもEE-DD50とは別にEE-DD35という一回り小さいモデルが販売されています。

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主な違いは適用床面積(想定している部屋の広さ)
35モデルのほうが狭い部屋の加湿を想定している分、消費電力も少し小さくて済むようです。
他の連続加湿時間などの性能は同じです。

モデル容量加湿時消費電力適用床面積(木造)適用床面積(洋室)
EE-DD353.0 L305 W〜6畳〜10畳
EE-DD504.0 L410 W〜8畳〜13畳

あなたの部屋の広さに合わせて選ぶのが妥当ではありますが、個人的には50のほうを買っておけば問題ないかと思います。
僕の普段の使い方としては、湿度(しつど)計を見つつ、ある程度加湿できたら止めるといったような感じなので、「加湿されすぎて困る!」といったようなことは考えにくいです。
むしろ、パワーが足りなくてなかなか部屋が加湿されないほうがリスクだと思っています。

下記、モデルについてのまとめです。

  • DDモデルとRSモデルの違いは連続加湿時間→DDモデルのほうが長いので、DDモデルを買うべき。
  • DD35モデルとDD50モデルの違いは想定している部屋の広さ→6畳以下などかなり狭い場合は35で良いが、迷う場合は大は小を兼ねるので50でOK。

部屋の湿度は絶対湿度で測ったほうが良い

湿度センサーが搭載されているようですが、部屋の湿度は数字で把握できたほうが自分でコントロールがしやすいです。
個人的にオススメなのは、絶対湿度計で部屋の湿度を測定することです。
※昔”ちきりん”さんという社会派インフルエンサーの方が絶対湿度で測定することを紹介していて、それ以降、僕自身も生活に取り入れています。

よくデジタル時計や空気清浄機に○%と表示されているのは、「相対湿度」というものです。
相対湿度は、部屋の気温に影響されてしまいます。

出典:ウェザーニュース:https://weathernews.jp/s/topics/202002/280095/

一方で、絶対湿度は水蒸気自体の量を表すので、部屋の気温に影響されません

出典:ウェザーニュース:https://weathernews.jp/s/topics/202002/280095/

絶対湿度を把握することで、より正確に適切な部屋の湿度を保つことができます。
目安として、例えばインフルエンザのウイルスは絶対湿度が約11g/㎥以下になると流行しやすくなるそうです。

おすすめの絶対湿度計も貼っておきます。少し高いですが、かなり敏感に測ってくれている感じがあり、電池の持ちもとても良いです。
1点だけ、デフォルトの設定のままだと乾燥指数や熱中症指数が規定値を超えたときにエグいほどうるさいアラームが鳴ります。必ず切っておくようにしましょう。

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加湿方法の種類と僕の失敗談

というわけで結論から言うと加湿器は象印のEE-DD50がオススメなのですが、

  • そもそも加湿器の仕組みってどうなってるの?
  • 他のメーカーの加湿器はどうなの?

といったような疑問についても解説していこうと思います。

3種類の加湿方法とは?

加湿器の仕組みには、象印が採用している「スチーム式」のほかに「超音波式」、「気化式」の大きく分けて3種類が存在しています。

画像:パナソニック UP LIFE https://panasonic.jp/life/air/170023.html

そして、それぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。

加湿方法メリットデメリット
スチーム式・沸騰させるので衛生的
・加湿、加温能力が高い
・熱湯を扱う危険性
・消費電力が高め
超音波式・値段、消費電力が低め
・吹き出す見た目が良い
・雑菌の繁殖リスク
・周囲が濡れる
気化式・消費電力が低め
・加湿能力が高い
・雑菌の繁殖リスク
・ファンがうるさい

ズボラにはスチーム式一択

上記の表を見ていただくとわかりますが、スチーム式とその他2つの加湿方式の最大の違いは衛生面にあると考えます。

スチーム式はタンクの中を沸騰させて使うため、使うたびに殺菌がされて衛生的です。
一方、超音波式や気化式の加湿器は常温の水を使うため、スチーム式のような殺菌作用はないのでより丁寧なお手入れが必要です。

さらに、これらの加湿器はいくつかのパーツに分かれていることが多く、各パーツを分解して洗浄しなければなりません。これがズボラにはめんどくさい…!
僕のような面倒くさがり屋さんには象印の加湿器のようなスチーム式を激しくおすすめします。

※加湿器のお手入れをサボってしまうと、雑菌が空気中に撒き散らされてしまい、レジオネラ症と言う肺炎に似たような症状を患う危険性があるとのことで注意が必要です。
参考:足立区-家庭用加湿器の維持管理

超音波式は”映えた”だけだった

この象印の加湿器を買う前は超音波式の加湿器を使っていたのですが、TikTokで紹介したところ上記に書いたようなデメリットについてのコメントがたくさん来てしまいました。

超音波式の加湿器にも、アロマオイルを入れて香りを楽しむことができたり、単純に目に見える水の粒子が湧き出ていてオシャレだったりと良い点もありました。
ただ、衛生的に使い続けるという点においてはコメントにも貰った通り少し不向きだったようです。

サーキュレーター併用で気化式の強みをスチーム式に搭載

また、気化式の加湿器も衛生面がネックで僕は採用しませんでしたが、ファンによる拡散力、加湿力は気化式ならではの強みといえます。

ただ、この強みもスチーム式加湿器にサーキュレーターを併用することで取り入れることができます。鬼に金棒ですね。

象印の加湿器の使い方

動画でも紹介しましたが、ここでは簡単に象印の加湿器の基本的な使い方の流れを紹介したいと思います。

本体に給水する

本体をそのままシンクや洗面台に持っていき、直接ホースから給水しています。
他の加湿器のように、本体からタンクだけ取り外すような作業も不要だし、給水用のピッチャーのようなものも用意する必要がありません。めちゃくちゃラク。

コードを接続する

給水が終わったらコードを接続します。
マグネットになっているので、付け外しが簡単。うっかりコードに足を引っ掛けてしまっても、コードだけ外れてくれるので本体を倒す心配がありません。

スイッチを押す

運転モードには、ひかえめ/標準/しっかりの3つのモードがあります。
僕はいつもひかえめで運転しています。ひかえめでも十分加湿される印象です。
タイマー機能もあるので寝る前にセットしています。

お手入れは月1回のクエン酸洗浄

月に1回、粉末タイプのクエン酸を投入してクエン酸洗浄モードで運転します。
作りがただのポットでとてもシンプルなので、お手入れも簡単です。

象印の加湿器のメリット

改めて、使っていて特に感じたメリットを3つ挙げます。

スチーム式だから衛生的

多少お手入れをサボっていても、「まあ、沸騰させてるから大丈夫か。」という安心感があります。
※みなさんはちゃんと月1回のクエン酸洗浄を行いましょう。

給水からお手入れまで全てラク

給水からお手入れまで、1つもめんどくさいと感じるプロセスがありません。
加湿器はだいたい1~2日に1回給水する必要があるので、給水のしやすさは加湿器選びにおいてとても重要な観点だと思います。

加湿力が高い

温められたスチームで加湿させるので、湿度と同時に部屋の気温も上げてくれます。
エアコンの電気代も少しは節約してくれているのかも?

象印の加湿器のデメリット

最後にデメリットとして考えられる点を3つほど列挙しますが、結論から言うと僕は現時点ではどのデメリットもそこまで気になってはいません。

音が気になる人もいそう

水を加熱して蒸発させている間や、実際にスチームを出して加湿している間は「シャーーー」という音が発生します。
湯沸かし音セーブモードをONにすれば、8dBほど低減させることができるみたいです。
ただぼくは、このシャーーーという音さえも雨音のように聞こえて逆に心地よく感じます。

電気代が気になる人もいそう

EE-DD50モデルを1日あたり6時間、30日使ったときの月額を計算してみます。
EE-DD50モデルの消費電力が410Wということで、

0.41[kW] × 31[円/kWh] × 6[h/日] × 30[日] ≒ 2,288円

という計算結果になりました。厳密には水を蒸発させるときにはもっと高い消費電力を要しているので、もう少し高い金額になるかもしれません。

金額感、いかがでしょうか!?
僕は、まあこんなものだよな、という印象です。
2,000円ちょっとで健康が買えるなら安いもんですね。

見た目のダサさが気になる人もいそう

まあ、オシャレではないですね…
ただ、巷で言われているほどダサいわけでもないかな、という感じがします。

まとめ:現時点では加湿器はこれ一択!

というわけで今回は、象印の加湿器を正直にレビューしてみました。
特に衛生面を重視したときに現時点ではこれ一択だなというのが僕の所感です。

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またより良い加湿器を見つけることができたら、この記事を更新します!

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