【ふるさと納税】一人暮らし会社員が失敗した&オススメしたい返礼品9選

初めてふるさと納税をやってみるけど、一人暮らしには結局どれがオススメなんだろう…?

ふるさと納税は節税しつつ豪華な返礼品もGETできる神制度。
ただ、「ふるさと納税」という特別な響きに踊らされがちですが、冷静に考えると「ふるさと納税=数万〜数十万レベルの普通に高い買い物」であり、この買い物をミスってしまうとかなり後悔します。
今回は特に一人暮らしの若手会社員に向けて、僕の失敗談も交えながら失敗しないふるさと納税について独断と偏見で解説していきます。

ふるさと納税をしたことのある人、制度については理解できているという人はこの章からどうぞ。

そもそも”ふるさと納税”とは?

あんまり正確に理解できていなくても大丈夫です。
どうしても理解してからじゃないとイヤ…という人は、大手の解説記事を読みましょう!笑
ここでは説明を省略させていただきます。

ふるさと納税とは?仕組みをわかりやすく図解で解説|ふるさとチョイス
ふるさと納税とは?の疑問にお答えします。ふるさとチョイスでは誰でも簡単に「わかる」「できる」よう、ふるさと納税の「仕組み」や「やり方」について解説します。

語弊を恐れず超ざっくり説明すると「何もしなかったらそのまま税金として国に持っていかれてしまうお金が、ふるさと納税として納めると返礼品がもらえる制度」です。
ほぼ確実にトクをする制度で、返礼品も一人暮らしに役立つものばかりです。

どの地域(自治体)にふるさと納税をするかは自分で決めることができるので、多くの人はその自治体が何を返礼品としているかで納税先を選んでいます。

ふるさと納税はその年の1/1〜12/31までいつでもできますが、年末は混み合うし、人気の返礼品は年末を待たずして完売してしまうことも多々あります。
ふるさと納税は思い立ったうちに、早めにしてしまうのがおすすめです。せっかくこの記事を読んでくれているあなたは、ぜひこの機会にふるさと納税をしてしまいましょう!

【とりあえずの理解でOK】ふるさと納税のおおまかな手順

「とはいっても、ふるさと納税って何をすればいいかよくわからない…。」
そんな人は、下記の4ステップだけ理解しておけばOKです。

①自分の年収から寄付上限額を把握する
②ふるさと納税サイトで上限額内でショッピングする
③購入時にとりあえず「ワンストップ特例制度」にチェック
④後日封筒が来たらワンストップ申請をする

「上限額があること」「買い物した後に申請が必要なこと」を除けば、普通の買い物と一緒です。

①自分の年収から寄付上限額を把握する

自分の所得に応じて、ふるさと納税できる上限額が決まっています。
上限額を知るためには、下記のような各種ふるさと納税サイトを利用しましょう。

年収別にすぐわかる。ふるさと納税の控除上限額かんたんシミュレーション|ふるさとチョイス
ふるさと納税の寄付の上限額がいくらまでか、かんたんに調べられる機能です。控除額を把握すれば、効率的にふるさと納税を楽しむことができますので、ぜひ一度お試しください。

僕の場合は独身なので「単身もしくは夫婦(配偶者控除がない)」、年収は”手取り”ではなく給料明細や源泉徴収票に載っている”額面”で選択します。

画像:https://www.furusato-tax.jp/about/simulation
金持ちはふるさと納税の返礼品だけで暮らせそう

目安として、大体年収400万で3万ちょっと、でしょうか。

※もし上限額を上回ってふるさと納税してしまったら?
→超えた分が自己負担額になります。
国税庁から怒られるとかではないので、神経質にならずあくまで目安として考えましょう!

②ふるさと納税サイトで上限額内でショッピングする

自分の上限額がわかったら、その額を超えない程度にふるさと納税サイト(後述)で好きなように買い物をしましょう!
ホントに普通の買い物と一緒です。

③購入時にとりあえず「ワンストップ特例制度」にチェック

普通に買い物をすればいいのですが、1点だけ、カートに入れるときに注意が必要です。
「ワンストップ特例制度の申請書の送付」という項目は必ず「要望する」にチェックを入れるようにしましょう。

※補足説明をすると、ふるさと納税の申請方法には

①確定申告に反映させる
②ワンストップ申請をする


の2種類があります。
個人事業主など、自分で確定申告をする人は①が該当しますが、ほとんどの会社員の人は確定申告はせず会社の年末調整で手続きしている人が多いと思います。
そんな人には②がラクでおすすめです。
ただし、納税先が5か所以内に収まっていないとワンストップ申請はできないので注意しましょう。

④後日封筒が来たらワンストップ申請をする

購入が完了すると、後日封筒に包まれてこのような紙が届きます。

①裏面に本人確認書類のコピーを貼り付けて、
②同封されている返送用封筒に入れて、
③ポスト投函する
で申請完了。ですが、オンライン申請のほうが圧倒的にラクです。

表面のQRコードを読み取ると「自治体マイページ」に飛びました。

なんと、楽天で買った分が自動的に記録されている…!?!?!
めちゃくちゃに便利。

※去年もこのページからオンライン申請したので会員登録済です。
※オンライン申請にまだ対応していない自治体(納税先)もあります。

この手順で、オンライン上でサクッと申請ができるみたいです。
これを翌年の1/10まで(2023年度の場合)にやればOK。申請については小難しく考えず、「封筒が来てから対応する」で大丈夫です。

個人的にふるさと納税サイトはココ1択だと思う

ふるさと納税ができるサイトは「ふるさとチョイス」「さとふる」などたくさんあります。
個人的におすすめなのは「楽天ふるさと納税」です。

【楽天市場】ふるさと納税|はじめての方でも簡単!納付先や使い道が選べ、お礼の特産品も楽しめます
楽天市場でふるさと納税を。はじめての方でも簡単!楽天会員ならお買い物と同じフローで寄付が可能。特産品のお礼や税金の控除を受けられるなどの特典も。楽天ポイントも貯まります。

特に、普段から楽天市場で買い物をしている人には、下記の理由からオススメできます。

①使い慣れているUI(サイト画面)

使い方は普段している楽天市場での買い物と全く一緒!
ふるさと納税が初めての方でも安心してできると思います。

②新規会員登録が不要

ほかのふるさと納税専用サイトだとメールアドレスや住所などアカウントの登録が必要になりますが、楽天のアカウントを持っていればそのような面倒くさい会員登録は不要です。

③ポイント還元がある

楽天市場での買い物と同じ。ということは…1円=1Pのポイントが還元されるのでお得です。
何度も言いますがふるさと納税は数万〜数十万規模の買い物ポイント還元もバカにできません

1人暮らしの僕が過去に失敗した返礼品3選

ここからは、僕が過去に失敗した返礼品3選を紹介します。
また、その失敗を踏まえて「1人暮らしが避けるべき返礼品はどのようなものか」という考察もしていきます。

失敗返礼品①:カニ

僕が最初に選んだ返礼品はカニでした。

※楽天市場のほうを選択してください!(以下同様)

「せっかくのふるさと納税なので、何か普段食べない贅沢品を買いたい…。」
これが地獄の始まりでした。

3杯くらい届きます。1人暮らしの小さい冷蔵庫がほぼカニで埋まります。そして生臭い。
そして賞味期限も短いので、なるはやで食べなければいけません。
友達を家に呼んでカニパーティー!……と都合の良い友達もおらず、いろんな食べ方を試行錯誤しながら1人で美味しくいただきました。

いや、めっちゃ美味しいですよ!?ご夫婦、ご家族で住んでいる方にはとても良い返礼品だと思います。でも1人暮らしにはおすすめしません…。

失敗返礼品②:缶ビール

次に僕が失敗したと思っている返礼品は缶ビールのセットです。

普段からよくお酒を飲むし、常温保存もできるので冷蔵庫を圧迫しない!
と思って買ったのですが、家にあるとある分だけ飲んでしまうのがお酒の怖いところ。
24本セットが1週間もたたずしてなくなってしまいました。

普段はお酒を家にストックしないようにしていて、飲みたい時だけコンビニに買いに行くようにしています。
物理的距離を置くことで、お酒の飲み過ぎを防ぐのが目的です。我ながら良い戦略。
健康の観点から、今後返礼品にお酒を選ぶのはやめようと思いました。

失敗返礼品③:冷凍ホタテ

3つ目に失敗した返礼品は冷凍ホタテです。

返礼品のランキングにも常に上位にランクインしていたので買ってみたのですが、僕には合いませんでした…。

まずそもそも、普段からホタテをよく食べるわけではない。(笑)
スーパーで並んでいても、カゴに入れたことがない。冷静になりましょう。あなたは何回スーパーでホタテを買ったことがありますか?

さらに、こういった冷凍海鮮系を生で食べようとすると解凍に時間と手間がかかります
刺身で美味しく食べる方法を調べたら、冷蔵庫で半日かけてゆっくり解凍させましょうとか書いてあります。
仕事から帰ってきてすぐ食べたい。
1人暮らしをしている人にとってなかなかこの手間はかけづらいと思いました。
ただ、本当に美味しいし1kgも入っているのでコスパがバグってます。カニと一緒で、複数人で暮らしている人にはおすすめです。

1人暮らしが失敗する返礼品の特徴まとめ

以上、僕の経験を踏まえて、1人暮らしが避けるべき返礼品の特徴は下記のとおりです。

  • 冷蔵庫・冷凍庫の容量を大きく圧迫するもの
  • 賞味期限の短いもの
  • 調理や解凍に時間のかかるもの
  • 普段からスーパーで買わないもの
  • 中毒性のあるもの・健康に悪いもの

ふるさと納税で買えるような贅沢品は、ふるさと納税で買わずに、少量を、食べたい時に普通に買うほうが失敗しないと思っています。特に、一人暮らしなら…。

1人暮らし全員にオススメできる返礼品3選

次に、1人暮らしにおすすめしたい返礼品を3つ紹介します。

オススメ返礼品①:米

「絶対に消費できる・無駄にならない」という観点から、無難に米がオススメです。

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※楽天市場のほうを選択してください!(以下同様)

しばらくの期間、常温保存もできるので冷蔵庫を圧迫しません。
また、個人的な感覚かもしれませんが、家に米があると自炊のモチベーション上がります
もったいないのでとりあえず炊飯器で米を炊いておきます。
そして米さえあれば、納豆やキムチと合わせて食べます。食費が浮きます。

オススメ返礼品②:湯煎ハンバーグ

次におすすめするのは「湯煎ハンバーグ」です。
こちらも人気ランキング上位にいることが多いので、買ったことのある方も多いのではないでしょうか。

調理方法は湯煎で15分。湯煎かぁ。電子レンジで調理できればもっと良かったのですが…
まあ、そこまで手間というわけでもありません。

また、ハンバーグのような主役級のおかずが家にストックされているのはとても助かります
上記のお米と合わせて自炊のハードルが下がり、外食の頻度を減らせるメリットがあります。

オススメ返礼品③:シャケの切り身

3つ目の1人暮らしオススメ返礼品は、冷凍されたシャケの切り身。

ホタテと違うのは、普通にスーパーでよく買う=日常的に消費できる可能性が高いという点です。

さらに、ホタテは生食(刺身)の選択肢がありましたが、このシャケの切り身は加熱前提。
つまり、熱を使って素早く解凍することが可能です。
解凍方法も片面を弱火で3分焼くだけ。まったく負担ではありません。
ハンバーグと一緒で、主菜が家にあると外食が減り健康的で一石二鳥。
普段肉ばっかりで魚を食べることが少なくなりがち…な1人暮らしの方にはかなりオススメできる返礼品です。

絶対に損をしたくない人にオススメの返礼品3選

選びたい返礼品は見つかったでしょうか…?

「いや、オレはもっと手堅く行きたい。」
「お米もハンバーグもシャケも、1人暮らしで食べ切れるかわからない。」
「ケチなので100%絶対に失敗しない返礼品を選びたい!」

もしそんな人がいたら…と思って、最後に絶対に失敗はしないであろう返礼品を3つご紹介します。

絶対に損をしない返礼品①:トイレットペーパー

もはや「ふるさと納税」の持つ華やかさを完全に捨て去った、超現実主義の一品
トイレットペーパーを使わない人間はいなさそう。絶対に損をしない返礼品といえます。

※楽天市場のほうを選択してください!(以下同様)

↑これ、買ったことないけど前から超気になっていたんですよね。
ウォッシュレット前提で作られた革命的なトイペらしい。どう違うんだろう?
もし使った方がいればコメントで教えてください。

絶対に損しない返礼品②:洗濯洗剤

これも使わない人はいなさそうですね。まとめ買いはしないけど気づいたらなくなっているのが洗濯洗剤。ふるさと納税を使ってストックしておくのはなかなか賢い洗濯かもしれません。選択でした。

オンライン申請にもしっかり対応しています。

絶対に損しない返礼品③:ボディソープ

ボディソープも気づいたらなくなってるなー。

ボディソープっていろいろ違う香りのやつとか試したいからあえてストックはしないけど、結局なくなるタイミングで慌てて同じやつ買いますよね。

1人暮らしのミスらないふるさと納税まとめ

以上、1人暮らしにおすすめの返礼品3選+損はしない返礼品3選をご紹介しました。
要素だけまとめると、下記特徴を備えていることが大切だと思っています。

  • 普段の生活で必ず消費できる自信があるもの
  • 日々の食費や生活費の節約につながるもの
  • 手軽に利用したり調理できたりするもの

お金がかかりがちな1人暮らし。効率的に生活していくためには、ふるさと納税の活用は欠かせません。
ぜひこの記事を参考にして、賢いふるさと納税者になってはいかがでしょうか?

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