こんにちは、ブラック社員TikTokerのきんじょです。
そろそろ、ちゃんとした椅子を買いたい!
結局どんなのが良いんだろう?
本記事では在宅ワーカーやゲーマーなど自宅で長時間座ることが多い方に向けて、僕が実際にセレクトショップで60脚ほど座り試した結果本当におすすめできるオフィスチェアを紹介していきたいと思います。
良いオフィスチェアはどうしても高額になりますが、そう頻繁に買い替えるものではありません。
最高の自己投資になること間違いなしです。
なぜオフィスチェアに課金するべきなのか?
僕はフルリモート勤務ですが、最近まで1万円以下のショボい椅子を使っていました。
そんな僕がとうとう高級オフィスチェアを購入しようと思った理由が3つあります。
安いチェアに座っていると無意識に生産性が落ちている
安いオフィスチェアを使うということは、それだけ身体に負担がかかりやすいということです。
デスクで長時間作業をしていると、明確に意識はせずとも無意識的に
「腰が痛いな…」
「お尻が痛いな…」
「肩が凝ってるな…」
と感じているはずです。
そのような無駄な思考が脳のリソースを邪魔して、仕事や勉強への集中力が低下します。
本来、最も理想的な状態とは座っていることを忘れるくらい自然体で作業に集中しているような状態だと考えられます。
このような状態を作り出すには高機能のオフィスチェアがどうしても必要になります。
安い椅子を使ってしまっているのが理由で自分のパフォーマンスが落ちたりキャリアに支障が出たりするのなんて、とてももったいないと感じます。
安いチェアでは身体に疲労が徐々に積み上がっていく
僕は大学生のときに腰を壊してしまったことがあり、そのときに初めて健康は一度損なうと戻らないものだということを痛感しました。
安い椅子で作業していても、若いうちはあまり大きな問題には感じないかもしれません。
しかし、悪い姿勢が徐々にクセとなっていき、長い時間をかけて気づかないうちに身体にダメージが蓄積されていきます。
もうすぐ20代を終える今、改めて身体を労わろうと思い立ち、良いオフィスチェアを購入することに決めました。
外で作業するためのカフェ代などが浪費につながる
自宅の作業環境が悪いとついつい外で作業しようとしがちです。(僕の場合)
カフェでのコーヒー代やそこに行くまでの交通費は大した金額ではないですが、1年間で見ればかなりの額になります。
そう考えると…
思い切って自宅の作業環境をフル装備で整えてしまえば、長期的に見れば経済的なのかも。
※昇降式デスクもおすすめ!
在宅ワーカーの方には、椅子だけでなくデスクにもぜひこだわってほしいです。
僕は高級オフィスチェアより先に昇降式デスクを導入しました。少し眠い朝に立って作業するとめちゃくちゃ捗ります。
昇降式デスクを検討している方はぜひ下記の記事も読んでみてください。
オフィスチェアを選ぶときに考慮するべき5つのポイント
オフィスチェアを購入しようと決めた後、たくさんネットでリサーチをしました。
その結果、必ず考えておくべきと感じた5つのポイントを紹介します。
①座面に使われている素材
オフィスチェアによく使用される素材には、
・ファブリック
・メッシュ
・レザー
の3種類があります。
それぞれのメリットとデメリットは下記のとおり。
素材 | メリット | デメリット |
ファブリック | ・クッション性がある ・インテリアに馴染みやすい | ・長期間使用するとへたる ・汚れたら落としにくい |
メッシュ | ・伸縮性があり疲れにくい ・通気性が良い | ・長期間使用すると たるみが出る場合がある |
レザー | ・耐久性が高い ・部屋に高級感が生まれる | ・お尻が蒸れる ・価格が高くなりがち |
以前まで使用していたチェアはファブリックですが、上記に書いたような”へたり”と汚れが気になってきていました。
また、ある程度通気性があるとはいえ、長時間座っていると夏場は特に蒸れを感じざるを得ませんでした。
今回購入するチェアはメッシュ素材に決めていました。体質的に通気性を重視したかったこと、汚れも比較的簡単に落とせることなどが主な理由です。
また、メッシュのような透過性のある素材は部屋が広く見えやすいのも個人的にポイントです。
②各種機能パーツの必要有無
標準装備である座面と背もたれのほかに、オフィスチェアには各種機能が備わっています。
ランバーサポート
ランバーは「腰椎」を意味し、作業中腰が曲がって身体に負担がかかることのないようにサポートする機能を指します。
高機能オフィスチェアには基本搭載されていますが、ランバーサポートの形状はチェアによって異なります。
アジャストアーム
横に付いているヒジ置きです。最初のころは邪魔なだけかなと思っていたのですが、オフィスチェアの体験会でいろいろ試してみると、これがなかなか良いことに気づきました。
特にPC作業をしているときにヒジを置けるようになることで、肩への負担が圧倒的に減る印象がありました。
ヘッドレスト
頭の位置に付いているヤツです。これも体験会であるやつとないやつを試してみたのですが、結論僕には必要ないと判断しました。
確かに、背もたれに思いっきりもたれる姿勢を取っている間はヘッドレストがあると楽でしたが、作業中は基本的に中立的な姿勢、もしくはやや前傾姿勢になっていると思います。
また、割とインテリアを重視している僕としては、ヘッドレストが付いていることでチェア全体として高くなり、部屋に圧迫感を与えてしまう点もマイナスでした。
フットレスト
ふくらはぎの部分に折りたたんであり、持ち上げることで足を伸ばせるパーツです。
いらん!そんなに休みたいならベッドで寝ろっ!
※基本的なアジャスト機能はどれにも付いていると考えてOK
座面の高さや前後を調整する機能やリクライニングの角度を調整する機能は、今回紹介しているような高機能オフィスチェアにはどれも基本的に搭載されていると考えて問題ないです。
なので、他の差別化要素で見ていきましょう。
③インテリアとの親和性
人によってどこまでインテリア性を重視するかは異なりますが、僕はかなりこだわっているほうなので重要なポイントです。
1Kの一人暮らしでそこまで広くはないので、ゴツすぎるチェアは部屋が狭く見えてしまいます。
また、部屋の色調を基本的にはホワイト×ナチュラルウッドに統一しているので、白系統のチェアを探していました。ゆえにカラーバリエーションもチェックポイントです。
④予算
高機能オフィスチェアはだいたい9万円〜30万円のレンジになります。
30万円のチェアが10万円のチェアより3倍良いのかというと、僕が体験した限りではそんな感じではなかったです。
高額なチェアはそもそもの生産数が少なかったり、ブランド的な付加価値がついたりしているようです。
僕はだいたい10〜15万円を予算として考えていました。
⑤座り心地
やっぱり最後は座り心地だと思うので、絶対に失敗したくないという方はセレクトショップなどに足を運び体験してみることがおすすめです。
僕は今回の購入にあたり、東京にあるワーカホリックというお店にお邪魔しました。(※案件ではないです!本記事での紹介許諾済。)
体験料は3,300円。コンシェルジュが丁寧に相談に乗ってくれたあと、国内外15ブランド60脚のチェアを座り比べることができます。(※2024年8月時点)
本当におすすめできるオフィスチェア4選
ここからは、実際に僕が座ってみたチェアの中でも特におすすめできると感じたチェアを4つご紹介します。
①エルゴヒューマンプロ2 ロータイプ
こちらは僕が最終的に購入を決めたチェアになります。
メッシュ製かつ、座面や背面、アームレストなど各種調整機能が備わっています。
実際に座ってみたときの座面は、ピンと張ったバネ感がありつつもソフトに体重を吸収してくれている感じでした。背もたれと分離したランバーサポートが個別にしっかり腰を支えてくれている感じもGood。
カラーバリエーションはフレームがグレーとブラックの2種類、かつメッシュ生地が5色展開で系10種類の組み合わせから選ぶことができます。
僕はグレーのフレーム×ホワイトの生地にしました(ホワイトといっても、実物はかなりグレーよりの色です)。
しっかり部屋をジャマしない程度に馴染んでくれました!
購入後使い続けていますが、まったく疲れることがありません。
②エルゴヒューマンエンジョイ2 ロータイプ
同じエルゴヒューマンシリーズになりますが、最後までこちらと悩んでいました。
①との大きな違いはランバーサポートの形状です。こちらの②は背もたれが1つのパーツとなっているため少しお手頃となり、デザイン的にもよりシンプルになった印象があります。
①のほうが腰を重点的に支えてくれている感じがある一方で、こちらの②は背中を全体的に支えてくれている感じがありました。ただ僅かな差に感じたので、あとは好みの問題だと思います。
③ハーマンミラー アーロンチェア
いわずと知れたオフィスチェア界の王様(?)、アーロンチェア。
座ってみたところ、確かに圧倒的な安定感がありました。これが人間工学か…という感じでした(?)
もし価格が15万円くらいまでだったらエルゴヒューマンではなくこちらを購入していましたが、やはり価格がネックになってしまいました。
思い切って最上級のオフィスチェアを手に入れたいという方は、ぜひこちらをご検討ください。
④ハーマンミラー セイルチェア
インスタで流れてくるおしゃれ部屋に置かれていることの多い、こちらのセイルチェア。確かに見た目がスタイリッシュ。
座面がファブリック製なのですが、結構固めのクッションだなという印象で安定感がありました。
1点、背もたれにもたれかかったときにプラスチックのアミアミの感触が個人的には少し気になりました。
ただ価格もオフィスチェアの中ではお手頃なので、総合的に自信を持っておすすめできる商品です。
まとめ
エルゴヒューマンプロ2を購入してからびっくりするくらい集中力が持続するようになりました。
オフィスチェアに投資するというのはかなり筋のよい判断だったなと感じます。
ぜひ、あなたもこの機会に高機能オフィスチェア生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか!