こんにちは、ブラック社員TikTokerのきんじょです。
一人暮らしでパナソニックのドラム式洗濯機が気になっているけど、実際のところはどうなんだろう…?
という方はいませんか?
本記事では一人暮らしで実際に購入して使用している僕が、正直な感想を紹介したいと思います。
僕が購入したドラム式洗濯機のモデル
僕が購入したモデルはNA-LX127Bという2020年版のモデルで、現在は型落ち&非売となっています。
2023年に、NA-LX127C(BがCに変化)となってリニューアルしたようです。
なかなかいかつい値段なので、購入前には慎重に検討する必要があります。
この記事には僕が購入前後に考えていた点をすべて盛り込んだので、ぜひ最後まで読んでみてください。
パナソニックのななめドラムに決めた理由
ドラム式洗濯機は様々な家電メーカーから発売されており、さらに同社の中でも複数のモデルがあります。
その中でなぜ僕が最終的にパナソニックのななめドラムに決めたのか?
まずそもそもの理由として、僕は他の家電もいくつかパナソニック製のものを使っており、その中でとても会社に信頼を置いているという前提があります。(実は僕が大学の研究室でお世話になった教授もPanasonic出身でした)
下記では、特にドラム式洗濯機という市場においてパナソニックのななめドラムを選んだ理由を紹介したいと思います。
フィルター掃除がラクだと聞いていたから
洗濯から乾燥まで一気通貫でやってくれるドラム式洗濯機ですが、唯一手間がかかるのがフィルター掃除。服を乾燥させるときに、どうしても大量のホコリが発生してしまうようです。
各モデルのフィルター掃除事情については、主にYouTubeで検索して調べていました。
そんな中、パナソニックのドラム式洗濯機はティッシュを使ってペロっとホコリを剥がす感じのようで、とても簡単そうでした。
実際に購入してやってみたのですが、イメージ通り、簡単にティッシュを使って剥がすことができました!
もう1つ掃除しないといけないフィルターがありますが、こっちも簡単にティッシュでホコリを取ることができます。
窓パッキング自動洗浄機能がついているから
ホコリはフィルターだけではなく、ドアのフチにも付着します。
僕がどのドラム式洗濯機を買おうか迷ってインスタの質問箱で聞いてみたとき、フォロワーさんからこのようなタレコミが。
意外とココの掃除がめんどくさいようです。
ドラム式洗濯機を買うからには、極限まで「めんどくさい」を排除したい。
そんなことを考えながら調査を続けていたところ、パナソニックのななめドラムには窓パッキング自動洗浄という機能が備わっていることに気づきました。
完全に洗浄されるわけではなく、数十回使っているとホコリが付いてきます。
が、断然お手入れの頻度は少なくなります。なんて素晴らしいんだ……
乾燥方式がヒートポンプ式だから
ドラム式洗濯機の乾燥方式には、大きく分けて
・ヒートポンプ式
・ヒーター式
の2つがあります。(下の画像でいうと、左はヒートポンプ式、真ん中と右はヒーターを使っているのでヒーター式に該当します)
正直、ここはヒートポンプ式一択です。
ヒーター式は電気代が高かったり、服が縮みやすかったり、洗面所に湿気が充満してムワッとしたりすることがネックです。
一方でヒートポンプ式は生乾きの可能性があるのがネックのようですが、今のところ僕は生乾きが発生したことはなく、カラッと乾いています。
他社製のドラム式洗濯機の多くはヒーター式だったので、この点でもパナソニック製が差別化されていました。
パナソニックはメーカー指定価格だったから
ドラム式洗濯機のような高額家電には値引きの商習慣があり、消費者側にも知識や交渉が求められます。
ただ、そういうの、よくわからないですよね笑
どんな交渉をすればいいかわからないし、仮に交渉して安く買えたとしても、他の場所ではもっと安く買えたかもしれない…という懸念が付きまとう。
そんな中パナソニックはメーカー指定価格を採用しており、基本的にどこで買っても(ネットでも家電量販店でも)同じ価格で販売されています。
僕たちにとっては値下げできるチャンスがないということになりますが、逆に言えば交渉で損をすることもない。このシンプルな価格制度も、購入を後押しした理由の一つでした。
一人暮らしで今買うならどのモデルがおすすめ?
現状、ドラム式洗濯機を買うならパナソニック!
ということで、パナソニック製の中でもどのモデルが良いのか検証していきましょう。
大きく分けて、
・「はやふわ乾燥 ヒートポンプ式」(NA-LXシリーズ)
・「低温風パワフル乾燥方式(Cuble)」(NA-VGシリーズ)
の2つがありますね。
まず、下の「Cuble」はヒートポンプ式ではないので、上記で説明したとおり僕の選択肢からは外れます。
最新モデル間の性能を比較してみる
下記4つから選びます。左に行けば行くほど上位モデルになります。
(もちろんあなたのお財布次第ではありますが、)果たしてどのモデルが最適解でしょうか。
4つのモデルで少しずつ色んな機能が違っているようですが、下記は、僕が特に差別化のポイントになると考えた機能についての対応表になります。
LX129 | LX127 | LX125 | LX113 | |
自動洗剤投入 | ○ | ○ | ○ | – |
温水洗浄 | ○ | ○ | – | – |
洗濯乾燥時間(※1) | 165分 | 165分 | 192分 | 192分 |
ナノイーXケア | ○ | – | – | – |
値段(※2) | ¥368,280 | ¥318,780 | ¥288,090 | ¥248,490 |
(※2)この記事を書いている2024年1月時点の公式通販サイト価格。
洗剤自動投入機能はマストで欲しい
表にした機能の中で、自動洗剤投入は絶対につけたほうが良いとオススメできます。
「洗剤なんて、自分ですぐ入れ終わるじゃん…」
と僕も最初思っていたのですが、実際に自動洗剤投入を使ってみると本当に便利でした。
何が便利なのか?2点あります。
①必要な洗剤&柔軟剤の量を自動で計測して投入してくれる
あなたは毎回、洗剤の量をちゃんと測って入れていますか?
特にジェルボールや下のようなプッシュ式の洗剤を使っている方は、あまり測って入れていないと思います。
ただ、ちゃんと洗剤を測って適量入れることは、想像以上に大事なことです。
少なすぎるとちゃんと衣類を洗えないのはもちろん、多すぎると今度は洗濯槽のカビの原因になります。
この点、毎回の洗濯物の量に応じて自動計測して投入してくれる機能は神でしかありません。
②ドラム式洗濯機の上のスペースに物を置ける
僕はドラム式洗濯機の上に無印のソフトボックスを置いて、洗濯の終わった下着やタオルをドカっと入れるようにしています。
ただ、もし洗剤を手動で入れなきゃいけないとなったら…
いちいちボックスをどかして、上のフタを開けて洗剤を入れなければいけません。
そう考えるとこの上のスペースは、洗剤自動投入だからこそ有意義に使えるスペースになったと言えます。
以上の理由から、僕の場合、洗剤自動投入を搭載していないLX113モデルは除外します。
温水洗浄機能と運転時間短縮はあったら嬉しい
次に考えるべきは温水洗浄機能。
僕は普段はあまり温水洗浄を使いませんが、あまりにも服の汚れがひどい場合や、洗濯槽を洗浄するときには60℃に設定して使用します。
この点、温水洗浄機能もできれば欲しいです。
そして、運転時間。
仮に省エネモードで洗濯から乾燥まで運転した場合、上位2モデルでは約165分かかるのに対して、下位2モデルでは約192分かかってしまいます。
長く運転しているほど電気代がかかりますし、忙しい人にとっては早く運転が終わってくれたほうが助かります。
一方で、最上位モデルLX129と一つ下のLX127の主な違いはナノイーX機能が有るか無いか。
これ…えっと…必要ですかね??
「ナノイーがないと困る!」みたいなシーンってそうそうない気がします。
以上を踏まえると、僕の中の最適解はやはり上から2番目のモデル「LA-NX127C」になります!
※↑amazonだと少し安く買えますね。メーカー指定価格とは(2024年1月現在)
ドラム式洗濯機を購入する前に注意すること
次に、僕がドラム式洗濯機を購入する前に注意したこと、確認したことについて紹介します。
Amazonサイトの商品紹介ページにある下の画像が参考になります。
防水パンのサイズに注意する
僕が一番気にしていたポイントが、防水パンのサイズです。
うちにあった防水パンですが、何度測っても内径が一辺58.0cm。
一方、購入しようと決めていたNA-LX127の横のゴム足〜ゴム足の距離が58.4cm。あれっ!?
こんなに時間をかけていろいろ調べたのに、最終的に俺はこの0.4cmに泣くのか???
もしあなたが僕と同じ状況なら、家電量販店のスタッフに相談してみることをオススメします。
僕は近くのヤマダデンキさんに相談したところ、無料で測定しに来てくれました。
(その後ヤマダデンキさんで購入しました。今も同様のサービスをおこなっているかはご自身でご確認をお願いします)
担当の方がご訪問されてから、10秒くらいで「あ、問題ないっすね」と言って帰っていかれました。
搬入経路のサイズに注意する
一度メジャーを片手に外まで出て、一連の搬入経路で引っかかりそうなところはないか確かめましょう。
ドアの右開き・左開きに注意する
実際に設置する場所をイメージしながら、右開き(R)にするか左開き(L)にするかは必ず確かめるようにしましょう。LX113モデル以外は両パターン販売されているようです。
縦型からドラム式洗濯機に変えて良かったこと
僕は大学生の時からずっとハイアールというメーカーの2016年製の縦型洗濯機を使っていました。
ここからは、実際に僕が縦型からドラム式に買い替えてみて感じたことを紹介していきます。
乾燥まで自動で完了するラクさは計り知れない
薄々気づいていましたが、乾燥まで自動でやってくれることの素晴らしさは予想の1.5倍でした。
乾燥機能なしの洗濯機を使う場合って、今考えたらなかなかに面倒な作業だらけです。
(洗濯したい時に限って雨予報)
(洗濯終わったらすぐ出さないとカビる)
(鬼重労働)
下記が、ドラム式洗濯機を購入した後の僕の世界。
………革命!!!!!!!
特に、(夜中さえ避ければ)好きな時にスイッチを押して良いという点、いちいちクリップやハンガーに掛けて干さなくて良い点が本当に神です。
ドラム式では洗濯機上のスペースが使えるようになる
縦型の場合、ドアが上に付いているので物理的に上に物を置くことは不可能でした。
しかし、ドラム式ではドアが手前についているので上にボックスなどを置くことができます。
先述の通り、洗剤自動投入機能が付いていれば詰め替え時以外は上の荷物をどかす必要がありません。
2つのボックスには、洗濯が終わった物を写真のように分類して投入しています。
ちなみに、各アイテムは全て統一できていると取り出すときにも迷いません。
僕の場合は下記の通り。
パンツ:ユニクロの紺のやつ
靴下:ユニクロの黒の長ソックス
肌着のTシャツ:ユニクロのソフトタッチクルーネックTシャツ(白)
タオル:タオル研究所のフェイスタオル(洗うたびにフワフワになっておすすめ)
フィルター掃除のときは、写真のようにボックスを横にしてフィルターを取り出すスペースを空けます。
総じて、無印のこのソフトボックスはパナソニックのドラム式洗濯機と相性抜群。
ドラム式洗濯機にありがちなデメリットと現実
最後に、ドラム式洗濯機のデメリットとして考えられがちな点と、それぞれに対する僕の正直な感想を書いていきます。
フィルター掃除はそこまで面倒じゃない
「干さなくてよくなる代わりにフィルター掃除しないといけなくなるなら意味ないじゃん!」
という主張を見かけます。
実際にドラム式洗濯機を使っている僕からすると、正直そこを比較する意味がわかりません。
洗濯物を干す作業を「肉じゃがを手作りする作業」に例えるなら、フィルター掃除なんて「コンビニの肉じゃがをチンする作業」でしかありません(?)
洗濯乾燥した後、ティッシュでペローンとホコリをとるだけです。
下にある「糸くずフィルター」も週1程度のお手入れが推奨されているようですが、今のところ全然ゴミが溜まる気配がありません。
シワ・縮み・生乾きなどは全く気にならない
上記のような問題には今のところ出会っていません。
まあ、シワになったり縮んだりするのが怖いような大事な服は、そもそも乾燥までかけずに自分で干したほうが無難だと思います。
ちなみに服をかけるハンガーにはマワハンガーがおすすめです。肩の部分にツノが生えない。
ズボンバージョンもおすすめです。2つ折りにしたズボンを横から引っ掛けるだけで収納可能。
クローゼットの見た目もスタイリッシュになって、Goodですね!
運転音は深夜でなければ問題なし
稼働音は、うるさくもなければ静かでもないって感じです。
脱水中は普通にガタガタしているので、夜中の運転はやめておいたほうがいいです。
(予約機能で、朝に設定しておきましょう)
パナソニックのドラム式洗濯機は一人暮らしに超おすすめ
結論として、今のところ欠点ゼロの100点満点です。
30万ほどする高い買い物ですが、人生の早いうちに買えば買うほど、その後の人生の時間にゆとりが生まれます。
もし今のお部屋にパナソニックのドラム式洗濯機が入らなかったら、たぶん別のお部屋を探して引っ越していたかもしれません笑
質問あれば、インスタかTikTokでDMいただければ答えると思います。
それでは、良いドラム式ライフを〜!