賃貸だけど、カーテンじゃなくておしゃれなブラインドにしたい…
この記事では、僕が楽天で購入したカーテンレール取付のウッドブラインドについて、その商品や取付方法、その具体的な使用感までをマルっと解説していきたいと思います。
特に取付方法については付属の説明書が簡略化され過ぎていてかなり手こずったので、この記事では誰でもわかりやすく設置できるように詳しく解説していきたいと思います。
僕が購入したブラインドについて
まず初めに、どのような視点でメーカーを選んでいったのか、
そして、どんなカラー&サイズで注文したのかを説明していきます。
最終的に決めたメーカー
今回僕が購入を決めたのは、楽天で見つけたこちらのブラインドです。
※楽天市場のほうを選択してください!
選んだ基準ですが、賃貸なのでカーテンレールに取り付けできることが必須条件でした。
ただ、調べてみると販売されているほとんどのブラインドがカーテンレールに取り付けできず、壁にドリルをしないといけないものだったので、実はこの条件だけでかなり商品が絞られます。
最初に購入を検討したのは、ニトリのブラインドでした。
カーテンレール取付可となっています。↓
ブラインドは予想以上に重いためにカーテンレールへの負荷が問題になってくるらしく、軽量化された商品じゃないとなかなか取り付けは難しいみたいです。
値段で比較すると圧倒的にニトリに軍配が上がりますが、僕は見た目を重視したうえで楽天のものに決めました。
メーカー選びで大切なことは、実物を確かめることに尽きると思います。
僕は実際にニトリに行って触ってみたり、楽天からサンプルを取り寄せてみたりして確かめました。
ニトリのブラインドを確かめたところ、ポリ塩化ビニル製の軽く丸まった羽根になっており、個人的にどうしても安っぽい感じがしてしまいました。
部屋の見た目の大きな部分を占めることになるブラインドはかなり雰囲気に影響を与えると思ったため、意を決して楽天のものを購入した、という経緯になります…!
ただ、ほかのインフルエンサーの方の投稿を見ていると、わりとニトリや別のお手頃なブラインドを使っている方も多く、そこは完全に好みだと思います。
発注したサイズとカラーについて
サイズはオーダーメイドとのことで、1cm単位で指定します。
僕は「横186cm × 縦186cm」を指定しました。これで税込約55,000円でした。(高い…)
メジャーを使って下記の長さを測定しましょう。
横の長さ…端の固定ランナーから固定ランナーまで
縦の長さ…カーテンレールから窓の下枠+5~10cmほど伸ばしたところまで
色は「オーカーブラウン」にしました。
バニラやヴィティの白を基調とした色と悩みましたが、あまりオフィスっぽい印象にはしたくなかったので、木の暖かみが感じられる色に決めました。
ちなみに、色の種類が豊富なのもこのメーカーを選んだ理由の一つです!
カーテン→ブラインドによる3つの変化
一人暮らしを始めた大学生の時から、ずっとニトリのカーテンを使い続けていました。
カーテンの色が部屋のトーンと絶望的に合っていないですね…
これがブラインドに替えた結果、下のようになりました!
変化をまとめると、以下の3つになります。
①部屋の雰囲気がスタイリッシュになった
やっぱり一番大きな変化は部屋の雰囲気の変化です。
カーテンってインテリアの中では割と軽視されがちな気がしますが、1Kのような1人暮らしサイズの部屋だと特に視界を占める表面積が大きいです。
そのため、ブラインドに替わった瞬間まるで別のお部屋のような空間に様変わりしました。
②部屋が広く感じるようになった
また、意外にもお部屋が少し広く感じるようになりました。
カーテンのひだ状の曲線がブラインドの直線に替わったことでスペースが空いたからだと思います。
③自然光をうまく取り入れられるようになった
そして、調光ができることになったことで日常に自然光をうまく取り入れられるようにもなりました。
カーテンのときは「開けるかor閉めるか」の2択でしたが、ブラインドは羽根の向きを調節することでうまく自然光の入り方をコントロールすることができます。
組み立てと設置の流れ
実際の組み立ての流れを写真とセットで解説していきたいと思います。
(※再掲 購入したブラインドはこちらです↓)
※購入前に、お部屋のカーテンレールが設置可能なタイプかどうか必ず確認するようにしましょう!
以下の2つの条件を満たしていればOKです。
・レールが手前と奥に2本ある(ダブルタイプ)
・レール断面がC型もしくは角型 (詳しくは楽天ページをご覧ください)
設置の流れは以下の5段階です。(楽天ページの説明から少し変えています)
①カーテンレールのネジを補強用のネジに交換する
②カーテンレールのサイドキャップとランナーを外す
③取り付け金具を組み立てる
④取り付け金具をカーテンレールにはめる
⑤ブラインドを取り付け金具にはめる(難易度高)
では順を追って解説していきます!
①カーテンレールのネジを補強用のネジに交換する
補強用のネジ(ビス)が入っているので、既存のネジを外してこのネジに付け替えていきます。
もともとのネジと補強用ネジの長さを比較すると下のような感じでした。
補強用のほうが少し長い=耐久性が高いということになるのかなと思います。
②カーテンレールのサイドキャップとランナーを外す
左右にシャーシャー動くやつはランナーという名前らしいです。それを端っこで止めているのがサイドキャップ。このステップでは、これらを全部取り外していきます。
サイドキャップの外し方がわからずググっていたのですが、上から見てみるとわかるように、レール上の突起にサイドキャップの穴を引っかけるような構造になっていることがわかりました。(※ほかの構造をしているサイドキャップもあります)
そこで、サイドキャップにマイナスドライバーを引っかけて穴を浮かせながら手で引っ張ると……
カポっと引っこ抜くことができました。
外した部品は失くさないように部品が入っていた袋にまとめておきます。
③取り付け金具を組み立てる
次にブラインドをカーテンレールに固定するための「取り付け金具」を組み立てていきます。
説明書には下のように図解してありますが…ちょっとイメージしづらかったので、写真とセットで見ていきます。
1セットに必要な部品は下記のとおりです。
まずは下の写真の4つの部品を、写真の通りの位置関係で組み立てていきます。
そして、今作った部品も使って、下の写真の位置関係で組み立てていきます。
ここでネジはゆる~く締めておくのがポイント。
最後に余った部品を写真の位置関係でつなげていきます。
④取り付け金具をカーテンレールにはめる
レールの空洞に取り付け金具を通していきます。
ここでネジを締めすぎているとレールに通すことができません。
すべての取り付け金具をレールに通したら、等間隔に配置し、写真のようにネジを締めて固定していきます。
このとき、レールに対して取り付け金具が垂直になるように気を付けながら固定していきましょう。(傾いているとブラインドが取り付けられません)
ここで、L字型のパーツは写真のように逆「く」の字になるように回しておきます。
⑤ブラインドを取り付け金具にはめる(難易度高)
最後に、取り付け金具にブラインドをはめていきます。これがかなり難しかった…
注文したブラインドのサイズにもよりますが、ブラインドが片手で持ち上げられない重さなら、必ず2人以上で作業をするようにしましょう。
僕は友達がいないのでこのサイズを一人で取り付けましたが、本当に腕がちぎれました。
取り付けには、2つのステップがあります。
1. ブラインドを取り付け金具に押し込む
まずはブラインドを持ち上げて、取り付け金具のコの字の部分にガチャっとはめ込みます。
この時、下図のように手前から押し込んだ後に奥を押し込むようにグイっとはめるとうまくいきます。
2. 金具を回してブラインドを固定する
ガチャっと取り付けたらブラインドを抑えつけたまま、「くの字」にしていた金具を押し込んでL字になるように戻します。
この操作によって、金具の刃のような部分がブラインドの下に潜りこんで固定できるようになっています。
これを一人でやろうとすると、片手でブラインドを抑えたままもう片方の手で複数の金具を回さないといけません。
片手でブラインドが支えられない重さなら必ず2人以上で取り掛かるように…と言ったのはそのためです。
以上で取り付け完了です!お疲れさまでした!
ブラインドをおすすめできる人3選
カーテンからブラインドに替えて数か月が経ちました。
そこで、最後にぼくの独断と偏見で「どんな人にブラインドをおすすめできるか」について3つご紹介します。
①部屋の雰囲気を大きく変えたい人
確かに小物系のインテリアを少しずつ変えていくことで部屋の模様替えもできるかもしれませんが、ガラッとイメチェンしたい人は冒頭にも書いた通り表面積の大きいものを替えるのがおすすめです。
そして、カーテンはお部屋に占める表面積が大きいインテリアの代表格。ぜひブラインドを検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ほかの表面積の大きいインテリアとしては下記があります:
・フロアタイル
・デスク
ぼくの場合、そもそも物件探しの段階でフローリングの色味を検討材料の1つに加えていました。
もし今の物件に住み続けるつもりだけどどうしても床の色が気に入らない…という人は、並べて敷いていくだけのフロアタイルみたいなものも色々売られているので検討してみてください!
また、デスクについてもこだわりたかったので、DIYをしてオリジナルのものを仕上げました!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
②あまりベランダに出ない人
ブラインドの唯一の欠点と言ってもいいのが、昇降のダルさです。
ヒモを引っ張って上げたり下げたりするのが思いのほかシンドいし時間がかかる……
僕の場合はそもそも窓を開けてベランダに出ることが少ないので、この欠点はあまり気になっていません。(唯一ベランダに出る洗濯も、週に1回とかなので…)
もしタバコを吸われるとか日光浴をする(?)とかで頻繁に窓の外に出る方にはあまりオススメはできず、カーテンのほうが便利だと思います。
③強い日ざしに悩んでいる人
部屋に入る日ざしが強すぎると眩しく感じてしまったりテレビやモニターが見づらくなったりすると思います。
僕の部屋は西南向きのため、午前はイイ感じなのですが、午後になると上記のような問題を抱えていました。
カーテンの場合「締める」しか選択肢がないのですが、昼間からカーテンを閉め切って照明に頼る感じがなんか不健康でイヤでした。
しかし、ブラインドに替えたことで上で動画をお見せしたような調光が可能になり、日ざしの強くなる午後でもほどよく自然光を取り込むことができるようになりました。
今、日ざしの強さに悩んでいる人はブラインドに替えるのもひとつの手です。
まとめ
ご質問やご相談などある方は、インスタやTikTokのDMでなら受け付けられると思います!
自分の好きな部屋を作っていくことで、自宅で過ごしている間とても華やかな気分になります。
ぜひ、楽天のウッドブラインドをご検討ください!